末永 賢 /  監督・編集

頭脳警察結成時は4歳。海賊と白バイ警官(府中のニセモノ)に憧れる日々を神奈川県逗子市にて過ごす。バブル絶頂期に大学を卒業するも映画界に迷い込み鈴木清順、小沼勝らの助監督を経て監督活動を開始。本作撮影中に書かれた「ヤルタ・クリミア探訪記 PANTAと仲間たち」では共同著者に名を連ねる。監督作に「日本犯罪秘録・チ37号事件」「大阪ニセ夜間金庫事件」「長官狙撃」「河内山宗俊」など。日活大部屋俳優の実録『人生とんぼ返り』が2020年秋に公開予定。

宮城 広 / プロデューサー

頭脳警察が結成された1969年生まれ。兄弟の影響で幼少よりロック音楽に目覚めるも、道あやまり映画の世界に入る。演出畑で育ち、ドラマの監督やイベント映像制作などをしていたが、映画『いぬむこいり』にてドッグシュガーにプロデューサーとして参加する。本作は初めてのドキュメンタリー作品となる。

片嶋 一貴 / 企画プロデュース

映画監督。プロデューサー。株式会社ドッグシュガー代表。若松孝二監督作品「我に撃つ用意あり」で若松プロに参加。1995年「クレィジー・コップ 捜査はせん!」で監督デビュー。翌年からプロデューサーとして仕事のフィールドを広げ、サブ監督「ポストマン・ブルース」鈴木清順監督「ピストルオペラ」「オペレッタ狸御殿」など個性的な作品を次々とプロデュースする。2003年映像企画制作会社ドッグシュガーを設立。2008年「小森生活向上クラブ」で独自のスタイルを得て新境地を開拓し、つづく2011年「アジアの純真」では、その過激なテーマからロッテルダム映画祭など海外映画祭で物議をかもす一方、「白黒の奇跡」と評される。2012年「たとえば檸檬」2015年「TAP 完全なる飼育」2017年4時間超の長篇大作「いぬむこいり」2019年初のドキュメンタリー映画「M/村西とおる狂熱の日々」を監督。最新のプロデュース作品として「誰がために憲法はある」「子どもたちをよろしく」などがある。エッジの効いた映画づくりを続けている。

 

 

 

 

 

©2020 ZK PROJECT